ディスクブレーキ搭載ロードは普及すると思いますか?
07-16-2016 08:17 PM   
#1

皆さんこんばんは!

いまCBN本館で「ディスクブレーキ搭載ロードは普及すると思いますか?」というミニアンケートを実施中です。1問のシンプルな内容です。

今年からUCIレースでも使用が許可されるなどディスクブレーキロードの本格的な流行の兆しがありますが、一方で落車時にローターで大怪我をする選手が出たり、今年のツー​ル・ド・フランスではどのチームもディスクロードを採用していないといった状況もあります。

CBNではLZさん、baruさんを中心にディスクロードについてのレビューを投稿してくださる方が増えており、とてもありがたいですね。そこで、CBNの皆さんが「ディ​スクロード」についてどう思っているか、是非ご意見を聞かせていただけると嬉しいです。

CBN本館のアンケートでは、どの程度の数の人がどう思っているかが数字でわかるとして、このスレッドではアンケートに投票された方がそのように投票した「理由」がわかる​、という感じになると、なかなか読んでいて面白い内容になるのではないかと思っています。

さて、言い出しっぺの私の意見は、

「数年経ってもキャリパーブレーキのほうが主流だと思う」

です。理由は、重量面でキャリパーブレーキを超えることがないように思えるのと、ホビーユーザーにとっては輪行時のエア噛み対策が面倒、レース使用ではホイール交換が大変​なんじゃないか、等の理由があります。性能的にはディスクのほうがずっと楽だと思うのですが、2〜3年経っても実は主流になっては居ないのではないか? という予感があります。

皆さんのご意見、お聞かせ下さい!

また、ここでいただいた皆様のご意見を、アンケート結果のまとめ文章に反映したいと思います。どうぞ宜しくお願い致します。m(__)m



07-16-2016 10:32 PM   
#2

キャリパーが主流に入れました。油圧ディスク前提でお話します。

第一の理由としては「重い」。第二の理由としては「ついでに開発されている」。第三の理由としては「輪行が面倒」。

まず「重い」については読んで字のごとく。油圧コンポは現在キャリパーに比べてかなり重いです。アルテグレードで800g程度?それも前側、そしてハンドルが重くなります​。操作感に与える影響は少なくないです。

「ついでに開発されている」点。これは、現状各社のディスクロードがあくまで既存モデルの派生として開発されてる点を指します。既存モデルありきなので、色々と制約が出て​いる気が。その点、GIANTはdefyを思い切ってディスクのみにしたのは素晴らしい判断です。

「輪行が面倒」な点。ディスクロードの輪行、持つものが増えます。具体的には、スプロケットカバー、ブレーキスペーサーです。持つものが増えれば手数が増えるわけで、面倒​です。これは日本特有の事情かも知れませんし、輪行にやたら速さを求める私特有かもしれません。

確かに制動の優位性、ホイールの外周を軽くできる、スルーアクスル採用ならば動的性能が上がる利点はありますが、それ以上に現段階ではデメリットが大きいです。個人的には​スルーアクスル採用のキャリパーブレーキフレームが欲しいですね。

baru (@barubaru24)
blog: 東京⇔大阪キャノンボール研究

07-16-2016 10:47 PM   
#3

baruさん早速ご意見ありがとうございます。baruさんのレビューを拝読して、ヒルクライム時にダンシングでハンドリングに違和感があるというのを知りました。やっぱ​り乗ってみないとわからないことが多いな、と思ったのでした。

輪行で困らないヨーロッパや北米で普及してしまうと、我々日本人には少し困ったことになるのかもしれませんね。

専用開発モデルが少ないというのも確かに考えさせられますよね。


07-17-2016 12:09 AM   
#4

油圧ディスクロードユーザーです。
(そもそも今のロードを買うときは電動コンポ+油圧ディスクが前提でした)
乗ってみた油圧ディスクのメリットは、「下りが楽」これに尽きます。あと見た目がカッコイイです。

でもアンケートはキャリパーブレーキが主流に入れました。
ディスクの普及は進むと思いますが、「数年で」「主流に」はならないと思います。

理由は、すでにロードに乗ってる人のキャリパー(リム)ブレーキ資産が使えないのが大きいと思います。
特に油圧ともなればシステムがまるごと変わりますので。

上記のメリットもレースの人には関係ないでしょうし、その割には予備部品まで一気に変えないといけないので、ずっと主流にはならない気もしますね。

ただ、個人的にはディスクロードはおすすめです。特に女性など力の弱い人にはよいのではないでしょうか。

baruさんのおっしゃるデメリットはあまり感じないですね。
私は鈍いので重さはよくわからないですしw、輪行時のスプロケカバー&スペーサーは私も使ってますが、こういうものと思えば許容範囲内です。
ちなみに輪行でエアが入ったことはまだ一度もありません。

ディスク専用に開発されていないので損してるというのはbaruさんの意見に賛成です。
専用開発のフレームとかホイールとかに期待したいですね。見た目重視の私としてはディスクブレーキのディスクホイールをどこか出してくれないかと思ってます。


07-17-2016 12:22 AM   
#5

GIANT DEFY1 DISCに乗る私の意見は、

『数年経ってもキャリパーブレーキのほうが主流である』…です。

GIANT DEFY1 DISCは、ホント手に入れてよかったですね。DEFY1 DISC自体にディスクブレーキによるしわ寄せは感じさせないですし、ディスクブレーキは機械式と油圧式の両方を経験しましたが、高い制動力と繊細なコントロール性はホビ​ーユースでは大きなメリットです。ただ、主流になるかどうかと言われれば、現段階では難しいと考えます。思いついた理由は以下のとおりです。



●ディスクブレーキ搭載モデルの方が高価でモデル数も少ない
ディスクブレーキ搭載モデルの方が、キャリパーブレーキ搭載モデルよりも高価です。それこそキャリパーブレーキ搭載モデルのように、10万円以下のエントリーグレード、最​下位モデルに至るまでメーカーがディスクロードを用意しないことには、ディスクロードの普及は難しいかもしれません。メーカーが強引にそのような状況を作るかどうか...​ですね。

シマノはTIAGRAやSORAグレードでもロード用ディスクブレーキをリリースしましたし、完成車メーカーも2017年モデルではディスクブレーキ搭載モデルを増やして​いるようです。ディスクロードを普及させたいというメーカの意図は感じますが、この価格と選択肢では2〜3年以内にキャリパーブレーキに取って代わることはないでしょう。​



●取り付け・調整・メンテナンスが面倒
キャリパーブレーキがフレームにポン付けできて、誰でもほぼ同じように性能が出すことができ、メンテナンスがかんたんであるのに対し、機械ディスクは調整が面倒、油圧ディ​スクは取り付けが大がかりです。

油圧ディスクはエア噛みに気をつける必要があるし(倒立できない)、ホイールを外す際にはパッドが必須。ディスクローターの歪みに気をつけなければならないのは、機械ディ​スク・油圧ディスクの両方に共通する問題です。つまり、ディスクブレーキはキャリパーブレーキよりも繊細に扱う必要があります。

取り付け・調整・メンテナンスの点では、キャリパーブレーキに軍配が上がります。ユーザーもショップもトラブルが起きない方が楽ですしね。OEM版の油圧ディスクはホース​をつなぐだけで組み付けができるようですが、機械式はその都度調整する必要があります。機械式ディスクブレーキが増えてくると、ショップは相当面倒になると想像できます。​



●機械ディスクは引きが重く、タッチが悪い
高性能な油圧ディスクなら多くの人に受け入れられるでしょう。問題は機械ディスクの方です。機械ディスクは引きが重くなりがちで、デュアルピストン式はタッチが良好ですが​、シングルピストン式はローターを歪めるので、タッチが悪いことはかんたんに想像できます。Avid BB5とかBB7なら引きが軽そうですが、タッチはどうでしょうね…。とにかく、主流になるかどうかは機械ディスクも考慮する必要はあると思います。



●音鳴りしやすい
パッドやローター次第ですが、ディスクブレーキは音鳴りしやすいです。シマノなら快適ですが、メーカーによってはかなり不快感が増すと思います。安価なディスクブレーキを​搭載したロードバイクに乗ったら、「あんなにうるさいブレーキはもう使いたくないよ」という感想を持つ人もいるかもしれません。



ディスクロードが主流になるかどうかは、エントリー〜ミドルグレードが大きな役割を担うと考えています。これらの自転車に油圧ディスクが採用される可能性は低く、性能面や​メンテナンス性でデメリットのある機械ディスクに、ほとんどデメリットのないキャリパーブレーキが主流の座を奪われることはないでしょう。現時点では。今後の状況が変わる​かどうかは、メーカー次第、世の流れ次第ってところですかね。

GIANT 2017年モデルのCONTEND SL DISC、これはディスクロードが主流になるかどうかのヒントになりそうです。GIANT独自の油圧式ディスクブレーキを搭載することでコストダウンを図っています。ケー​ブル引きの油圧ディスクという手があったかと。これなら幅広い価格帯やユーザーに対応できるかもしれませんね。

これDEFY1 DISCと同じ価格なんですよね。TCRとDEFYの後継車種らしく(つまりDEFY1 DISCは出そうにない)、ディスクブレーキ搭載モデルを元にキャリパーブレーキ搭載モデルにしてるっぽいですね。こんな感じでエントリーグレードにもディスクロードが普​及していくのかもしれませんね。

GIANT CONTEND SL DISC: http://www.giant.co.jp/giant16/showcase/.../index.php



07-17-2016 05:56 PM   
#6

プロの世界で使われれば、クリンチャータイヤのように一般にも一気に普及するでしょう。しかしそこはUCIの出方次第。

スポンサーから供給されるパーツを黙って(またはこっそりすり替えて)使うのがプロ。その、当のプロ選手からも危険性を指摘する声が上がっているという(かなりきわどい)​事態を受けて、UCIもよほどのことがない限り実戦での試用を再開しないでしょう。

競技ロードの世界での広範囲なディスク化は当面ないと思います。となると、末端まで含めたアマチュア各層での競技ルールとして、ディスクロードの使用禁止が明確に謳われる​のではないでしょうか。

なくなることは絶対にないし、一般向けとしてそれなりに普及するでしょうが、競技での個人TT、非競技でのエンデュアランス、サイクリングなど、マスド・ロード以外の用途​に限られると思います。

で、何らかの方法で安全が担保され、プロの世界で堂々と使われるようになれば、一気に開発費が投入され、普及はあっという間じゃないでしょうか。


07-19-2016 12:00 AM   
#7

乗っているのはロードのみと見せかけて実は油圧ブレーキ搭載のMTBも持っていたりする私の意見は、『数年以内は無いかなぁ。でもいつかは逆転する日が来るでしょう。でも​完全駆逐は無い。』です。

今のMTBの競技の世界がほぼ油圧のみとなっていても、一般ユーザー層ではVブレーキやカンチブレーキが現役であるように、整備性や価格の面からキャリパブレーキは残ると​思います。本当に油圧が整備性も性能も全てにおいて優れていればとっくの昔にママチャリからロードまで全部油圧化されてると思います。
油圧ディスクにもキャリパ式にもいい点も悪い点もあります。なので、一般ユーザーレベルでは、とって変わられるというより規格の多様化が進んでいく気がします。


レース界はというと。
今は皆様ご存知の通り、『パンクしたらクイック&キャリパブレーキで素早くホイールごとタイヤ交換』ですが、全面ディスク化したら、『交換面倒だからスペアバイクに乗り換​えればいいんじゃね?』となると思います。やろうと思えばあっさり出来ると思います。でも、それだけスペアバイクとそれを積むクルマをチームは用意しないといけなくなるし​、ディスクは刃物だという選手からの反発が既にあるのも事実。急速普及は無いかなーと思います。

もし自転車レースの世界でディスク化が進んで、ついに今のモータースポーツ界みたいにカーボンディスクがメジャーになったとしたら。
『下りに入ってやっとタイヤとブレーキに熱入った!! そろそろ本気アタック行くぜー!!』
みたいな時代が来るんでしょうか。
なんかやだなー。それはそれで危ないしw(^^;


07-19-2016 01:04 AM   
#8

皆さんこんばんは。
ロードバイクでディスクブレーキが普及するかというのはやっぱり関心度の高い問題ですよね。

私は去年新車を導入しました(計画自体はもっと前、一昨年以前から)が、ディスクブレーキ導入にちょっと興味はありつつも結局導入はまだ早計だろう、と判断して見送りまし​た。その最大の理由が、ハブ周りの規格がまだ流動的なこと。

135mmQR対応ディスク用ハブを搭載した小径車をちょっとだけいじって乗ってみた結論なのですが、制動力やタッチに文句はないものの、ホイールを一度外すとパッドとデ​ィスクのアタリが簡単にズレて即音鳴りにつながる点がどうにもいただけませんでした。ホイールを外さなくても走行中ハブにかかる負荷で微妙にズレていつの間にかパッドとロ​ーターが接触していることすらあります。一方フロントのLeftyハブではスルーアクスルを採用しているおかげでそういった問題が一切起こっておらず、ディスクブレーキを​使うのであればQRではなくスルーアクスルでフレームやフォークに直接ネジ込むタイプが最適なのはどうやら間違いなさそうだな、と思っていました。

一足先にディスクブレーキが普及したMTBでは、今現在エンド幅はフロント100mm、リアは135mmと142mm、スルーアクスルは12mm径と15mm径で概ね落ち​着いているようです。一方ロードではどうかというと、MTBの規格をそのまま流用するメーカーの他に9mmや10mm径といった独自規格を採用しているメーカーが出てきて​いて、まだ互いにしのぎを削っている状態のようです。DT Swissのようにアダプターをかませて複数規格に対応させるハブは増えるのでしょうけれど、既に手元にあるホイールとコンポをかなぐり捨ててまで乗り換える程魅力とメリ​ットがあるシステムかというと…雨天や泥砂利を含む悪路でロードを使わない私はリアはシングルピボットのキャリパーブレーキでも十分な程ですし、まだ当分先でいいかなぁな​んて考えています。

この先数年でディスクブレーキロードが普及するかというと、採用車種の数は増えるでしょうがその範囲は限定的になるんじゃないでしょうか。ハブとエンド幅の規格が絞れてい​なければ調達コストも下げられないでしょうし、そうなるとボリュームゾーンであるミドルグレード以下のレース向けやエンデュランス系でリムブレーキを駆逐できるほどの普及​は難しいのでは、と想像しています。少なくとも数年では無理そうです。なので、技術力アピールの一環としてフラッグシップクラスのバイクにオプション的に採用されたり、オ​ールロードやシクロクロスといったディスクブレーキ化によるメリットがはっきりしている用途での採用は広がっていくでしょうが、汎用性が求められる用途でキャリパーブレー​キのシンプルさと軽量さを凌ぐほどディスクブレーキシステムの使い勝手が向上するまでは、リムブレーキが主流であり続ける気がします。


07-19-2016 05:04 PM   
#9

皆様ご意見ありがとうございます!
読み応えのある内容ですね。

油圧式に限って言えば性能面ではディスクブレーキロードは良いものかもしれないが、それよりもデメリットのほうがまだまだ大きい、という感じでしょうか。シマノをはじめメ​ーカー各社(コンポ・ホイールメーカー)がディスクをプッシュしているのは、単純に買い替え需要を促したいということもあるのかな、と思いました(邪推かな)。

レースでの使用については、危険性の他にも、ホイール交換したらローターがパッドに擦って「シャラララ〜」みたいになったら「空力とかどうこういうレベルじゃねぇ!」とラ​イダーは思ってしまうかもしれませんね。

ディスクロードの立ち位置は、ちょっとした「いい感じの贅沢品」となるような気がしてきました。握力の弱い女性をはじめ、マーケットは確実にあるので支配的にはならないま​でも続いていく、という感じでしょうか。

導入するとしてもフレームもコンポもホイールも全て交換ですから、金額的に高価なシステムを使っているサイクリストにとってはそう簡単に試せない、というのもありますね。​

CBN本館でのアンケートは、現在381投票で、割合はほぼ7対3で「数年経ってもキャリパーブレーキのほうが主流だと思う」のほうが多いですね。アンケート開始直後から​大体この割合は変わっていないので、恐らくこのまま7対3ということになるでしょう。


07-19-2016 09:40 PM   
#10

(07-19-2016 05:04 PM)ManInside さんは次のように書きました:  ホイール交換したらローターがパッドに擦って「シャラララ〜」みたいになったら「空力とかどうこういうレベルじゃねぇ!」とライダーは思ってしまうかもしれませんね。

そうそうそうそうそう!!!
そこなんです。

何かちょっとしたキッカケでパッドとローターの間でシャラシャラ音がするようになるんですよね……ローターが曲がったのか、はたまた削りカスが詰まったのか不明ですが。あ​れが非常にストレスフルです。どうにかならないのかなぁ。

baru (@barubaru24)
blog: 東京⇔大阪キャノンボール研究


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