(11-05-2013 10:55 PM)n1nja さんは次のように書きました: W数、心拍数、ケイデンス(足の回転数、歩幅に当たります)など、
陸上競技では超一流選手の「後出しの速さの証明」として使われる数値が、
ロードバイクでは私たちサンデーライダーでも、ちょっと背伸びすれば
計測する商品に手が届き、その数値に一喜一憂している。
また、雑誌もその数値を活用するように推奨している。
この違いはどこから来るのでしょうか。
・車体上に人間がほぼ固定されるため、個々の値を計測するための
ツールが容易に開発できる
・科学的トレーニングが自転車競技のほうが進んでいる(?)
・陸上競技は、速くなるために自転車競技みたいにお金をかけない風潮がある(??)
と考えてみたのですが、いまいち納得できないのです。
面白いテーマですね。
っと、ここでちょっとぐぐって見たのですが
心拍トレーニングで検索
結果の1ページ目からがんがんラン・ジョグ系のサイトが引っかかるようです。
少なくとも、現在心拍トレーニングにおいては、陸上競技で用いられないということはとくに内容です。
さて、それてしまいましたが、いくつか仮説を立ててみたいと思います。
・自転車が機材スポーツだからだよ説
自転車はもともと機材スポーツの側面があり、体一つでは戦えません。
それに反して、陸上競技はシューズとウェア以外は己の体のみのスポーツです。
機材の類を取り込むことへの心理障壁は自転車の方が少ないかもしれませんね。
・自転車が色々計測するのに向いているんだよ説
機材スポーツである側面と同様、自転車の場合計測機を設置するのに向いていると考えます。
ケイデンスにしても、車輪の回転数(速度)にしても、自転車だからこそ計測器の設置が容易です。
比して陸上競技は、最近でこそGPSで測位可能ですが、足の回転数や速度を測る手段があまりなかったのではないでしょうか。
・陸上競技が既にトレーニングメソッドがある程度確立してるからだよ説
自転車競技に比べ、陸上競技の競技人口の方が多い印象です(単純な印象です。調べてません)。
指導者にしても、既に系統立ててトレーニングメソッドがある程度確立しているため、新たなメソッドの取り込みは、その有意義性がある程度認知されるまでは逆にかかってしまう可能性があります。
逆にロードバイクなんかの場合、サンデーレーサーは指導者のもときちんとトレーニングしている人ってそれほど多くないのではないでしょうか。
各自でトレーニング方法を調べた場合、流行りに流されやすかったり、また指標が明確な機器類の数字をありがたがってしまうのかもしれません。
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と、適当につらつら書いてしまいました。
明確な答えはもちろん出ませんけど、まぁそういう傾向にあってもおかしくはないのかなぁという側面はたくさんある気がします。
最近流行りのパワーメーターなんかの場合、「自転車だからこそ」だったりってこともありそうですけどね。
ランの場合、出力って坂がなければほとんど距離とタイムで決まりそうですが、自転車の場合風の影響も強そうですしね。
が、最近結構ラン・ジョグ界でも心拍計流行っていたり、gps機能付きの腕時計まで流行ってたりするように見えるので
結局のところ趣味人的には、グッズ購入って楽しみの一つなんじゃないのかなぁと思ったりします。