Broscience
01-13-2013 11:58 AM   
#31

【お酒は太らない】

アルコールは太る原因にならない、問題はそのおつまみだ。
なんて良く聞きますよね。

それって本当のことなんでしょうか。

「アルコール」「カロリー」あたりのキーワードで検索をしてみるとかなり多くひっかかります。

例えばここ
お酒のカロリー - カロリー講座

一部引用してみると

引用:アルコール自体は、実はそこまで高カロリーではありません。アルコールのカロリーは、血行の促進や体熱の上昇などに消費されて完全に燃焼し、身体の組織にはならないと言わ​れています。

また例えば
お酒のカロリーは太らない? - ダイエットと食事方法のQ&A - ダイエットと食品辞典

引用:お酒のアルコールは1g当たり7キロカロリーです。例えば40度のウイスキーを100ml飲むと40gのアルコールを摂取したことになり、摂取カロリーとしては280kc​alです。

このように純粋なアルコールのカロリーを考えると、お酒は比較的高カロリーといえます。

でもアルコールのカロリーは一般的にはエンプティーカロリーといわれることがあり、摂取しても体脂肪にはならないカロリーであるといわれています。その理由はアルコールを​摂取しても、そのカロリーは体に蓄積することなく直後に放出されるからだといわれています。

ふーん。

ちょっと趣向を変えて
ダイエットとアルコール

引用:しかし先ほどもお話したように、人間は実際にどれくらいアルコールのカロリーを使えるのか?と言う事柄はまだ議論の途中であり、今では7kcalの70%;つまり5kca​l使えるのではないかと言う説が有力になっています。ですから「ウイスキーは0kcalだから」とそればかりガブガブ飲むことは、健康は勿論ダイエットのためにも余りお奨​めできません。

えー。
諸説あるようですねぇ。きもちわるい。

なんできもちわるいか、って「いわれている」とか「有力だ」とかの表現ばかりで
「アルコールが太らない」ことを科学的に説明しているところがほとんど無いからなんですよ。

そりゃもう自分で調べるしかないですよね。
じゃあ、ちょっと真面目に考えてみましょうか。

エネルギー保存の法則という非常にシンプルな物理法則をまずベースに考えてみましょう。

エネルギーの集合体であるものを口から入れます。
このエネルギーを1000で表しましょう。

このエネルギーは体内に入り消化吸収され、少しばかりお外へ出てしまいます。
簡単にいってしまえばウンコです。
5%程度排泄されるとして、ここで残エネルギーが950になるわけです。

吸収された950は運動や熱生産、色々な代謝に用いられます。
800使ったとしましょう。

残り150はどこにいくか、って体内にとどまらなきゃおかしい話ですよね。
体内にとどまるからにはエネルギー保持に便利な脂肪という形にならざるをえないのは当然な話です。

エネルギーって目に見えないので、良くわからないですよね。
じゃあ物質である「炭素」に注目してみましょうか。

人は口から人が体に吸収可能である炭素化合物である炭水化物、脂肪、たんぱく質を取り込みます。
それらをエネルギーとして使用し、分解、酸化させ二酸化炭素という形で口から放出します。
ちょっと考えればわかることですが、二酸化炭素としてリリースしない限り取り込んだ炭素化合物はあくまで多少の形を変えたとして体内にとどまらなきゃおかしいです。

「二酸化炭素も目に見えないんだし、気づいたら無くなってるかもしれないじゃない」
なんて思うかもしれませんが
結局口から二酸化炭素をリリースするわけですから、排出量がそんなに増えてたら息があがりますよね。

つまるところ、ここから言えることは
「お酒が体に吸収される限り、体になんらかの形で溜まるに決まってるじゃん」

そう考えない方が不自然ですよね。

さぁ、ここからはさらにもうちょっと詳しく、きちんと科学の、むしろ化学のお勉強です。
体内でアルコールがどうなるかを考えると「アルコールが脂肪にならない」なんて頭の悪い事はいえなくなります。
実は私化学大の苦手なので、間違いは多々あるかと思いますので突っ込み大歓迎です。
ちょいちょいとWikipediaのエタノールと人体を参照しています。

飲用アルコールであるエタノールの示性式はC2H5OHです。
これが体内に入り肝臓に運ばれアルコール脱水素酵素の働きによりアセトアルデヒドへと変化します。
簡単に書けばCH5OH→CH3CHO+Hですかね。
体内での反応的には
CH2OH + NAD+ → CH3CHO + NADH + H+と書くべきなのかもしれません。

次にアセトアルデヒドがアルデヒド脱水素酵素の働きにより酢酸へと変化します。
2 CH3CHO + O2 → 2 CH3COOH

その酢酸がATPを用いて活性体であるアセチルCoAへと変化します。
面倒くさいので引用しちゃおう。

引用:エタノールはアセトアルデヒドを経てアルデヒドデヒドロゲナーゼ酵素で酢酸に変換される。次いでアセチルCoAリガーゼでATPを消費してアセチルCoAへと変換される。​2種類のアセチルCoAリガーゼにより以下の反応が起こる。

アセチルCoAリガーゼ(EC 6.2.1.1)[1]

酢酸 + ATP + CoA → アセチルCoA + AMP + 2リン酸

アセチルCoAリガーゼ (ADP生成)(EC 6.2.1.13)[2]

酢酸 + ATP + CoA → アセチルCoA + ADP + リン酸

んで、アセチルCoAになっちゃえばもうクエン酸回路に乗っちゃってエネルギーとして用いられるわけです。

じゃーここまで来たら次に
脂肪酸側から少し引用します。

ああ、もう噛み砕くのも無理なので全ペタ。

引用:脂肪酸生合成はアセチルCoA(炭素数2)を出発物質として、ここにマロニルCoA(炭素数3)が脱炭酸的に結合していく経路である。すなわち、炭素数2個ずつ反応サイク​ルごとに増加し、任意の炭素鎖を持った脂肪酸が作成されることとなる。

また、脂肪酸生合成反応が起きるには補酵素Aは用いられず、アシルキャリアータンパク質 (ACP) にアセチル基が結合したアセチルACPおよびマロニルACPが実際の反応をになうこととなる。以下に反応系を示す。

アセチルCoA(C2) + CO2 + ATP → マロニルCoA(C3) + ADP + Pi
アセチルCoA + ACP → アセチルACP + SH-CoA
マロニルCoA + ACP → マロニルACP + SH-CoA
アセチルACP + マロニルACP → アセトアセチルACP(C4) + CO2 + ACP
アセトアセチルACP + NADPH → βヒドロキシブチリルACP(C4) + NADP+
βヒドロキシブチリルACP → 2E-ブテノイルACP(C4) + H2O
2E-ブテノイル + NADPH → ブチリルACP(C4) + NADP+
ブチリルACP + マロニルACP → カプリルACP(C6) + ACP + CO2


ええと、ここまで書いてきたことを簡単にいえばアルコールってのは脂肪になるんですよ、ってことです。
なんとも酷いまとめだ。

ただなんで「エンプティカロリー」だの「太らない」だの言われるんだろうって考えると
少しばかり理由もあるんですよ。

一つ目の理由として、アルコールって他のエネルギー源と違い「尿や汗、呼気から若干抜けます」。
恐らく通常のエネルギー体が糞便から抜けるよりはるかに多い割合で体外に排出されます。

んでもって、エネルギーとして使用されるようになるまでの変化の中でATPを消費します。
ATPを消費するってことは「エネルギーを使用してエネルギーとして使用できるように変化します」。

なので、アルコール⇒7kcalってのはそのまま利用できないと結論付けてよいと思います。
つまり恐らく
ダイエットとアルコール

引用:しかし先ほどもお話したように、人間は実際にどれくらいアルコールのカロリーを使えるのか?と言う事柄はまだ議論の途中であり、今では7kcalの70%;つまり5kca​l使えるのではないかと言う説が有力になっています。ですから「ウイスキーは0kcalだから」とそればかりガブガブ飲むことは、健康は勿論ダイエットのためにも余りお奨​めできません。


この辺が落としどころなのかなーと思うです。

とりあえず結論的に
アルコール取ってようが取ってまいが太る太らないってのはカロリーがオーバーしてるかアンダーしてるかの問題であって
アルコールの摂取はカロリー管理には向かない
ということですね。

----

えーと、今回
「ある一定の群に2000kcalの食事で3ヶ月と、2000kcalの食事+蒸留酒500kcal分で3ヶ月それぞれで比較し結果的に有意な体重増減があるか」
なんてデザインの実証が見つかれば良かったんですが、そういった実証が見つかっておらず残念ながらエビデンスに欠けた内容になっています。

ミクロな視野で見た場合脂肪に変換されるルートを説明したもののみの中身になっており、マクロな視点でちゃんと太ることに繋がるかということが説明されていません。
しかも

私化学の成績悪かった人間でちょー苦手です。
ので、化学式については多分間違いがあったり、変なことがたくさんあると思います・・・。
どなたか訂正さればお願いします・・・。

(/_Wink

でも、根本的にアルコールが全く太る原因にならないと考えるべきではないと思いますよ。



01-13-2013 03:10 PM   
#32

全くの素人考えですが、もう化学的にどうのということより、太りやすいかどうかは体質や生活習慣の影響が強すぎて、アルコールで太るかどうかの有意なデータが取りにくいん​じゃないかな、とは思いました。

 個人的な体感になってしまいますが、自分は酒を飲むときとほとんど(全く)飲まない時期がはっきり分かれます。飲むときは週に750mlのバーボンを2本、ビールは500​を20本=5リッターくらい飲みます。アルコールのために特別なつまみを食べるわけではなく、食事と一緒に飲みます。

 飲まないときは一滴も飲まず、それを数ヶ月続けても平気です。しかし、どちらでも体重は変わらないんですよね。
 他のスレッドでも書いていますし、僕は元来太りやすい体質なのですが、アルコール摂取による際立った体重の増減はありません。脂肪量が実際に増減したかは不明ですが、飲ん​だ量に関係なく食事量は変わらず、アルコール摂取量のみが変化しても眼に見えるほどの体重変化はありませんでした。

 やはりmarcoさんが書かれている通り、消費できる量を超えたカロリーを摂取すれば太るだろってのが正論だと思います。つまみを食べずに飲む人でも、過剰に飲んでいれば​太りますよね。あと、有意なデータが得られるほど飲んでいたら体重の増減どうのより健康を害する可能性のほうが高いですよね。スポーツと過剰なアルコール摂取が相容れない​のは確かなようですし。


01-14-2013 01:46 AM   
#33

お酒といえば・・・スポーツクラブに通っていた頃、酒飲みの同僚が運動後に併設のレストランで
「この一杯が旨いからここに通ってるんだよねぇ」のいつもの一言を言いながらガブガブと
生ジョッキを空けていた姿を思い出しました。そいつはダイエット目的で運動しているのに
体重が増えてたので、その時はやっぱりアルコールを飲むから太るのかななんて漠然と
思っていました。しばらくしてからネットで運動とアルコールについて調べたら・・・

筋トレ後にアルコールを飲むと
1. 運動後に筋肉の成長させるテストステロンの分泌量が下がってしまう
2. アルコールを飲むとコルチゾル(コルチゾン)という物質の分泌量が増え筋肉を分解してしまう

とか。本当のところ筋トレというか運動後のアルコールってどうなんでしょ。


01-14-2013 05:55 PM   
#34

ウェイトトレを頻繁に行っていた学生時代(10年くらい昔)
の話ですが、トレ直後の酒はよくない、って常識がありました。
(理由もあったんですが失念しました)

あと、トレ直後(2時間くらい?)の入浴、
とくに熱いお湯もあまりよくないというのを聞いたことがあります。


01-15-2013 12:31 AM   
#35

(01-13-2013 11:45 AM)marco さんは次のように書きました:  もう遅いかもしれませんが、10万にもなってしまうことを考えると以下のようなサービスを利用してみるのもアリかもしれません。

http://www.carbondryjapan.com/repair.html
もしかするとカーボン層には影響のないクラックかもしれません。
検査のみで終了するならかなり安く上がると思いますよ。
わざわざありがとうございますm(_ _"m)ペコリ
幸いにも、3万という格安(?)で交換することが出来たので、そのままお願いしました。
色も、あまり違和感のないカラーだったので、良かったです。

フレームに不具合があって、フォークだけ生き残ったという「ハンパモノ」が、国内に一本だけあったらしく、普通は流通しないものなので、格安で販売してくれたようです。

教えていただいた会社のシステムは、もしフレームの破損の可能性が見つかった場合に利用させていただこうかと思います(*´∇`*)
まぁそうならないことが一番なんですけどね(;´▽`A``


(01-13-2013 11:45 AM)marco さんは次のように書きました:  
(01-07-2013 12:29 AM)gutikoma さんは次のように書きました:  MTBいいなぁ…いずれ手を出しそうな気がいたします(;´▽`A``
つ「IYH」
あぁ~っ!!やめて~っ!!それだけは、(/´△`\)ヤメテー!!

(01-13-2013 11:45 AM)marco さんは次のように書きました:  何かを知らなければ、その別のものを代替として人生の半分を補完している気はするんですが、楽しみは色々知りたいなとは思ってしまいます。
ただお酒に関しては体質もあるので「どうしようもない」ですよね。

私は一時期本当に楽しみのうちの半分以上がお酒だった時期があります。
それはそれで楽しかったですが、その楽しみは今はかなり減りましたが、自転車がその楽しみを埋めています。
当時と比べてどちらが充実しているかと言われると、今だ!と言いたい気もしますが、きっとどちらもいいものだったんだと思います。

おっと、じゃあ次は「お酒は太るか」をネタにしてみようと思います。
というか昔調べたのでコピペ・・・。てへ。
まぁ僕の場合は、
・お酒は弱い
・アルコールの味が苦手(ジュースのような感覚じゃないと飲めない)
・すぐに眠くなる
なので、「飲んでも楽しいと思ったことがない」というのが一番大きいと思います(;´Д`A ```

飲み会はいつも一人「食い会」で、いつも残り物処理を任されます(笑)

(01-13-2013 11:45 AM)marco さんは次のように書きました:  ラグビー選手の方が体脂肪率高く出ると思いますよ。
市販の体脂肪率計だと。
今日NFLを見ていたら、身長165cmで体重75kgという、選手がいました。(NFLで現役最小の選手だそうです)
僕とほぼ同じ身長でほぼ20kg重いわけですが、単純に考えたらその20kgの大半が筋肉のはずですよね?
人によって、内蔵の重さが極端に変わることなんて滅多にありませんから。
体脂肪率どれくらいなんだろう…



01-27-2013 01:59 PM   
#36

アルコールと筋肉についても、研究は相当数あるようです。
このあたりは比較的どんぴしゃな内容になるでしょうか。

被験体がラットというのが気にかかるところではありますが、こういう傾向にあることが可能性としてあることを知っておいた方が良いかもしれませんね。
ちょっと気になるので、対人での短期的、長期的な実証が無いか探してみます。

いやー、ここ暫くなれない仕事をしている関係上、投稿が延ばし延ばしになっていてすみません。


02-28-2013 09:56 PM   
#37

さて、久しぶりにちょっと時間が取れたので、ダイエットネタの投稿でも。

有酸素運動をしないと脂肪は減少しない。
筋トレをやるのは基礎代謝を増やして太りにくい体質にするため。


ま、ネタにしている時点でお分かりかと思うのですが、これは嘘です。

(01-05-2013 10:34 PM)marco さんは次のように書きました:  【筋トレして筋肉付けて基礎代謝を増やそう】

で書きました通り、筋肉って実はローコストです。
筋トレをやるのは基礎代謝を増やして、太りにくい体質にするためじゃないと考えて良いです。

さて突然ですが、簡単な算数の問題です。

ある人がいます。
この人は安静時代謝量が1200kcal/dayです。
ある日1500kcalの食事を摂取しました。
ある運動をします。運動以外はその日は安静に過ごしました。

ここまでが前提条件です。

この人が
A.有酸素運動で500kcal消費しました。
B.筋トレで500kcal消費しました。

さて、どちらの方がその人の脂肪は減ったでしょうか。

答えは「変わりません」。

簡単なお話ですが、700kcalのうち
A.糖=250kcal 脂肪=250
B.糖=500kcal
と消費したとして、結果的にこの人のエネルギー収支は-200kcalで変わりません。

基本的に人は無からエネルギー生産はできませんので、結果的にエネルギー収支がマイナスになるのであれば、その分は体に蓄積しているエネルギーを切り崩すしかありません。​
ダイエット時において、運動時のエネルギーの偏りを気にする必要は全くありません。

これを調べた実験があります。
Effect of exercise intensity on 24-h energy expenditure and nutrient oxidation

運動強度による24時間の脂肪減少の差を検証した内容になっていますが、その差は見られません。

また、こんな実験もあります。
Effects of Resistance vs. Aerobic Training Combined With an 800 Calorie Liquid Diet on Lean Body Mass and Resting Metabolic Rate

かなり極端な実験ではありますが、この実験では
脂肪減少量が有酸素運動群より筋トレ群の方が大きいです。

この実験では、有酸素運動群の方が体重減が大きいですが、その体重減差の原因は除脂肪体重の減少です。
つまり、筋肉が減っています

と、色々書いてきましたが、基本的には「ダイエットには有酸素運動しなきゃいけない」ということを否定してはいるものの、「有酸素運動は無駄」と言っている訳ではありませ​ん。
恐らくここに来られている方の多くは有酸素運動のメリットをご存知かと思います。

少なくともダイエット的に見た際に、自転車での有酸素運動は他に類を見ないほどカロリー消費を見込める運動です。
ただ、有酸素運動のみでは前述の通り除脂肪体重の減少を防げません。

上手く有酸素と筋トレを組み合わせることが、結果を出すための一番近道かもしれませんね。


02-01-2014 03:52 PM   
#38

ものすごくお久しぶりにこんなネタでも投下してみようと思います。

筋トレのゴールデンタイムって本当なの?

「ゴールデンタイム」ってご存知の方も多いと思います。
そうそう、19時から22時の放送時間帯のことです。

いや、違う。違わないけど。

引用:筋肉がもっとも発達しやすいタイミング、それを「ゴールデンタイム」と呼びます。具体的にはトレーニング直後30分以内のことを指し、このタイミングこそ、筋肉が栄養素を​もっとも摂り込もうとする時間です。(DNSより)

つまり「トレーニング後すぐプロテイン飲むと筋肉増えやすいよ!」って時間帯です。
私の通ってるゴールドジムでも「トレーニングを無駄にしないためにも」なんて文句でプロテイン摂取を進めるアナウンスがかかります。
脅しですよね。それ。

もともと、このゴールデンタイムは
「運動後の成長ホルモンの分泌が盛んになるタイミングにあわせて栄養摂取しようね」
ってお話と理解していました。

こういったことを勉強するにつれ
「あれー、成長ホルモンって、別に筋肉付ける効果ないよな
「じゃあなんでこんなこと言われてるんだろう」
「インスリンのリリースを促してカタボ防ぐって目的ならわかるよなー」
「気になる。とりあえず調べてみるか」

で、調べてみました。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
この「ゴールデンタイム」、まさに和製英語ではありますが、同様の考え方は海外にもあります。
「トレーニング後に栄養を摂取して、筋肉の成長を促す時間帯」という意味合いで
「anabolic window」という言葉がそれにあたります。

「anabolic window ncbi」あたりで探すと、トップに素晴らしい記事が見つかりました。

Nutrient timing revisited: is there a post-exercise anabolic window?
Alan Albert Aragon and Brad Jon Schoenfeld

悲しいかな英語です。
原文読める方は原文をお読みになった方が良いかもしれません。

ちょっとタイトルでぐぐってみたら、和訳してくださってるサイトさんがありました。

回復、カタボリズム、アナボリズム等それぞれの観点から、過去の研究をレビューし、化学的根拠に基づいた栄養摂取のススメを導き出しています。
長文なのでアレですが、現状「anabolic window」を裏付けるだけの十分な証左はないといって良いようです。

同サイト(前文を和訳してくださっているサイト)でもとりあげられていますが
こんなものもありました。

The effect of protein timing on muscle strength and hypertrophy: a meta-analysis
プロテイン摂取タイミングの、筋肉の強さや肥大への影響のメタアナリシスです。

abstructの結論から引用しますが
引用:These results refute the commonly held belief that the timing of protein intake in and around a training session is critical to muscular adaptations and indicate that consuming adequate protein in combination with resistance exercise is the key factor for maximizing muscle protein accretion.

「運動中/前後のたんぱく質摂取が重要だという一般的に信じられていることは誤りで、レジスタンストレーニングを組み合わせた十分なたんぱく質摂取こそが筋肉増加に大事ですよ」
ってことですね。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

人間の体って、そんな「すぐ」には出来あがらないですよね。
本当にそれだけ「トレーニング後の30分」が重要ならば、もっと研究結果として芳しいものが上がっていなくてはいけないでしょう。

私としては、さまざま読んだ結果
・何かしら意味がある可能性は否定しないが、気にするほどのことではない
・そんなことより、もっと長いスパンでの栄養摂取に気を使ったほうが建設的だ
と結論づけています。


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