ManInsideさん、映像観ました。ブレーキシューでやってますね(^o^)!
同じなんで笑ってしまいました。私の場合は、左右のフレ取りの時はホイールを
回すときに、ブレーキシューを少しずつ閉じていって当たりを見ています。
動画にもチラッと出てましたが、私はスポークテンションを音程で合わせています。
小径の場合、スポークが短いのでテンションメータが使えないんです。使えるのも
あるかもしれませんが、高価だしそれに音程で合わせた方が早いのでずっと音程で
やってます。
やり方は簡単で、テンションを決めて、音程を割り出し、その音程と同じになるように
スポークのニップルを回すだけです。テンションは、フロントで950N(96kgf)くらい、
リアでは右が1200N(122kgf)くらい、左が1000N(102kgf)くらいです。音程はこの↓
サイトで計算しています。
スポーク張力と振動数(自転車探検!)
http://www.geocities.jp/jitensha_tanken/...nsion.html
例えば、ステンレスの#15で145mmのスポークを1200Nで張るには、845Hzと出ますので
スイープジェネレータを使ってパソコンのスピーカから845Hzを出します。次に、フェーブフォーム
で、マイクで拾った音を画面表示します。スポークをはじいで2つの音が重なるようにテンションを
調整します。パソコンを使って、音感だけでなく視覚でも合わせる方式です。ギターの弦のチューニングと
同じで、ニップルを5度くらい回しでも音程がずれますので、かなり正確に同じテンションにできます。
テンションを上げていくコツとしては、徐々にまんべんなくテンションを上げていくことでしょうか。
また、フランジの内と外、あやとりなどで音質的なスポーク長が変わりますので、その点にも注意が
必要になります(実は小径であやとりすると剛性が上がりすぎるのでやらないんですけど^^)。
テンションを完全に合わせてから、フレ取りします。テンションが同じなので、フレ取りが必要無いと
助かるのですが、リムの工作精度で、時には大きくぶれるホイールもあります。そういうときは、
テンションをできるだけ同じにしながら、フレを取っていきます。この方式で組んだホイールは2年
くらい乗っても、フレが出ません(小径だからかな?)。
以下は、たまたま同じ用なことをやっている音程合わせのホイール組みの映像です。視聴覚方式の私と
違い、音程で合わせながらフレ取りもする方式のようです。ご参考まで。
Easton Wheel Testing USA(5分15秒あたりから)
長文、スミマセン。