カーボン・コラムカット
07-29-2017 11:30 PM   
#1

用事のあるときしか書き込まない不良ユーザーで大変恐縮なのですが、いろいろ調べていて気になったことがありまして、識者の皆様と情報を共有したく、投稿いたします。

現在新しいフレームを注文しています。これまではフレームから組んだことはあっても、新古品試乗車だったということもあって、コラムカットはやったことがありませんでした​。間もなく届くであろう新車はカーボン・コラムで、メーカー直販です。

当然、cbnを参考にしようと思いまして見ていたところ、恐らく普通は3つの方法が考えられると思います。

1.ショップでカットしてもらう
千円〜数千円ですし、工具を買う値段でやってもらった方がいい、という案も確かに頷けます。お世話になったショップが閉店してショップ難民になっている身としては悩ましい​ところではあります。

2.カーボン用ソー+サイズの合うソーガイドを使う
(シートポストを含め)3本以上カットする予定がある人には向いていると思われます。最も安心です。

3.安い樹脂用ソーを使う
「これで十分」という意見も頷けます。ソーガイドも、ステムを2つ取り付け、余っているコラム・スペーサーで代用すればいいという案もあります。

ご存じのように、普通はカーボン・コラムにはパイプカッターはご法度とされています。カーボン繊維のささくれを引き起こしやすいというのがその理由で、ググればそんな画像​は山ほど出てきます。

ところが、調べていたら、下記のような記事を見つけました。
http://www.worldimporttools.com/staff_bl.../02/19.htm
いわく、カーボン・パイプもカットできるパイプカッターである、とのこと。
しかし情報が古く、このお店(工具の有名店ですね)でも現在取り扱いはないようです。
さらに調べてみたところ、現在はBBK TC-320Tという製品がそれに「相当するようでした」が、あくまで目的は金属パイプカット用で、カーボン・パイプが切断できるという旨はどこにもありませんでした(本来はエ​アコンの配管切断用のものだそうです)。


いちショップが過去に書いた情報を元に、推測の域を出ない話で大変恐縮ですが、個人的にはソーで切ってもいいけれども切断時のカーボン樹脂粉が出ずに、確実に切れるのだと​したら、こんなに理想的な工具はないのでは?という気がしています。

「本当に切れるんだろうか...」と疑心暗鬼になるくらいならショップに丸投げしてしまった方がいいのかもしれませんが、この投稿を書いているうちに、まずは購入して、余​っているカーボン・シートポストで実験してみようかな...という気になってきました。

...と、私自身の悩みはさておきまして、まずは「こういうツールがあるらしいぜ」というご報告(あるいは人柱予告)です。もし本当に実用に耐えうるのだとしたら、非常に​有効なツールに成り得ると思います。
しかし、万が一「使ったことあるけどダメだったよ」という方がいらっしゃったら教えていただけましたら幸いです。



守衛のおじさん, numero_nero, ManInside さんがこの投稿にいいね!しました
07-30-2017 12:12 AM   
#2

パイプカッターでコラムを切断すると切断面が押し広げられ内径と外径が変わってしまうのでカーボンソーor鉄用ソー&ソーガイドで切断した方が後悔しないかと…


守衛のおじさん, numero_nero, impactdisc, ManInside さんがこの投稿にいいね!しました
07-30-2017 12:22 AM   
#3

どうもはじめまして。

まず、コラムカットは信頼できるショップに任せるのがベストだとは思います。
理由はいくつかあるのですが、ひとつは、こういう作業に慣れていない場合、作業ミスでパーツをダメにしてしまう可能性があることです。
私も慣れるまでは、ささくれてしまったり、斜めに切ってしまったりしました。
ショップに頼んだ場合、作業の確実さもさることながら万一ミスがあったときに責任を取ってもらえる、という安心感もあります。

信頼できるショップとやらを見つけるのは、工具を買って使い方をマスターするより余程難しいのですが…

ご自分で作業される場合、
・よく切れる金鋸(板状の刃を交換するもの、ホルダーは弓状のものが良い)
・フォークをしっかり固定できる器具
を用意されることをお勧めします。
私は、トップチューブを掴むタイプのメンテナンススタンドに、外したフォークのコラムを固定してカットしています。
ガムテープを1周巻いて目印にしているので、ソーガイドは使っていません。
最後1mmを慎重にやらないと、割れてささくれたりするので要注意です。

紹介いただいたカーボンも切れるパイプカッター、すごいですね。
圧力で割れてしまうため、カーボンパイプにパイプカッターはご法度なのですが、これはバネで過大な押付力を抑えているんですね。
ただ、イメージ写真では薄いパイプなので、カーボンコラムのような肉厚のパイプは果たして切れるのか、ちょっと不安です。


守衛のおじさん, numero_nero, impactdisc, AKIRA, ManInside さんがこの投稿にいいね!しました
07-30-2017 09:47 AM   
#4

> 信頼できるショップとやらを見つけるのは、工具を買って使い方をマスターするより余程難しいのですが…
おっしゃる通りです。

とはいえ、都市部に暮らしているので、心当たりが無いこともないですから、
試し切りをしてダメだと判断したらショップに持ち込もうと思っています。


ManInside さんがこの投稿にいいね!しました
07-30-2017 10:33 AM   
#5

みなさんのご意見で注意しなければならないポイントはほとんど網羅されていますが、いくつか加えておくと…

・切断面の面取(カドの立った縁を滑らかに加工すること)を丁寧に行っておかないとそこからささくれて繊維束が剥離してきたり、剥がれた繊維が皮膚に刺さって厄介なことに​なる、というのがあります。

面取は切削力の高いヤスリを使い丁寧に削る必要があります。パイプの外径側と内径側両方削っておく必要があるので、平と丸ヤスリ両方、もしくは片面が丸で反対が平になって​いるタイプを用意しましょう。面取カッターでは切れません。アルミやアクリル樹脂向けのヤスリは硬いカーボンに歯が立ちにくいので切削面が荒れやすく、鉄工用のものだと繊​維の縁を引っ掛けて剥離を引き起こしやすいので避けた方が無難。少々値が張りますがダイヤモンドを使うと失敗リスクが大幅に下がります。ヤスリ仕上げの時にも盛大にカーボ​ン粉が出る(ノコによる切断時よりこっちの方が粉が空間中に舞い上がりやすい)ので、マスクを装着して、安全な場所で。

・flareさんがノコ入れの目安にガムテープを使う、とおっしゃっていますがこれは重要なポイントです。

カーボンパイプは繊維の束を樹脂で固めたものなので繊維束を引き剥がしてしまう方向へ力が加わってしまうと簡単に剥離してしまうのですが、あらかじめしっかりしたテープで​パイプの外側からおさえる力をかけておくと、不意に剥がす力が加わってしまった場合でもそれが一瞬・僅かであれば剥離を防ぐことができるからです。切断箇所のすぐ下に少し​だけ安全マージンを取ってしっかりテンションをかけながら巻いておきます(巻くのは切った後捨てる側ではなくフォーク本体に残る側)。どの程度マージンを取るかは工具の切​れ味とかカーボン繊維の状態とかを考慮する必要がありますが、作業に慣れない内や工具の切れ味に不安がある場合は最初の切断一発でジャストレングスを出すのではなく、切っ​た後ヤスリがけで仕上げる二段構えのつもりでいた方が安全です。最低でも1mm程度は余裕を持たせた上で切断箇所を決定しましょう。ガムテープの他にも絶縁用のビニールテ​ープなどでもOK。

・極めて細く硬いカーボン繊維のささくれは、皮膚の表面を突き抜けてしまうとホント取りにくいので作業場所の養生とか自分自身の保護をしっかり施した上で臨んでください。​

・後、初歩中の初歩ですが作業場所付近は火気厳禁です。

こんなところですかね…面白そうな工具ですから是非結果をレビューしてみてください。お待ちしております。



守衛のおじさん, ManInside, impactdisc さんがこの投稿にいいね!しました
07-30-2017 10:50 AM   
#6

> 極めて細く硬いカーボン繊維のささくれは、皮膚の表面を突き抜けてしまうとホント取りにくいので作業場所の養生とか自分自身の保護をしっかり施した上で臨んでください。​​

ありがとうございます。

話題が全く逸れてしまいますが、「ささくれ」で思い出すのは、私が初めて触れたカーボン製品がかれこれ25年くらい前に部活動で使ったカーボンシナイだったことです。引退​するころにささくれが出て止めましたが。


ManInside さんがこの投稿にいいね!しました
07-30-2017 03:56 PM   
#7

これだけ騒いだ後に、オチがありまして、設計上付属のD型シートポストを切らないと適正位置まで下げられないと分かりました。結局カーボン用ソーは必要なようです(笑)。​


ManInside さんがこの投稿にいいね!しました
07-31-2017 02:41 PM   
#8

(07-30-2017 03:56 PM)impactdisc さんは次のように書きました:  これだけ騒いだ後に、オチがありまして、設計上付属のD型シートポストを切らないと適正位置まで下げられないと分かりました。結局カーボン用ソーは必要なようです(笑)。​

異型シートポストのカットに使うなら非円形の固定に対応しているPark ToolのSG-7がオススメです。カーボン用のブレードはタングステン鋼のグリットを溶着してあるので、普通のブレードよりすこし厚みが増しています。通常のソーガイドではブレードが引っ​かかって使いにくいですから、カーボン用のソーブレードも使うおつもりならSG-7.2を調達すると良いでしょう。予め金属用ブレードとカーボン用ブレードで厚さを変えたスロットが2箇所備わっています。

まあ、シートポストはフレーム内に隠れてしまうので切断面が少々斜めになっててもどうってことはないですから、別にソーガイドは要らないっちゃ要らないので円形パイプ対応​のものがあればとりあえずは何とかなるとは思います。ただ一点だけ、シートポストには最低限フレーム内に収まっていなければならない長さ=minimum insertionが設定されていますのでご注意を。一般的な円形のポストでメーカーの指定長さがない場合なら、シートチューブとトップチューブが交差するジャンクション​の下端よりも下数センチまで届く長さ、まあだいたいシートチューブ上端から60~70mm以上あれば大丈夫なんですが…フレームに専用の異型ポストだと、ポスト自体をしな​らせるため薄肉化してあったりしてカットできる長さがもっと制約されている場合があります。もしまだでしたら、ポストの構造上カット可能な長さと、フレームの設計上収まっ​てなければならないポストの長さの両方をメーカーのマニュアルなどでちゃんと調べておきましょう。


AKIRA, ManInside さんがこの投稿にいいね!しました
07-31-2017 11:35 PM   
#9

えー、試験運用の結果ですが、結論としては失敗しましたので(笑)、後ほど投稿いたします。
理由はflareさんのおっしゃる通りで、シートポストの厚みでは対応できませんでした。


ManInside, numero_nero, flare さんがこの投稿にいいね!しました
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